日程固定旅行
7月8日(土)開催
募集終了まで残り 28

銘仙好きが高じて移住を決心→伝統工芸の道へ。 大正浪漫のレトロ街で「好き」と「仕事」を考えてみる
- 秩父銘仙の応援団員になる旅 -

開催日程:
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旅で得られること

自分から動き、「好き」を形にするチカラ

学びのロードマップ

  1. 職人の仕事場をめぐり、秩父銘仙の魅力を知る
  2. 伝統文化産業へのキャリアチェンジについて聞く
  3. 「好き」を仕事にするための柔軟な考え方を学ぶ

旅のホストと仕事ガイド

るりばら銘仙

埼玉県秩父市の地域おこし協力隊として活動してきた矢野倫代さんが2023年3月にオープンした銘仙の捺染加工工房兼ショップ。捺染職人としてオリジナル銘仙を作成するかたわら、銘仙や染色の魅力を多くの人に知ってもらいたいと染体験の機会を提供している。
インスタグラムで随時紹介中
かつては大宮郷と呼ばれ、門前町・市場町・宿場町として栄えた秩父市。絹の取引が盛んで、明治中期から昭和初期に人気を博し、全国的なブランドとなった「秩父銘仙」は、町の発展を支えた絹織物です。

養蚕農家が売り物にならない規格外の繭を使って、普段着としての着物を作ったことが秩父銘仙の始まり。女学生が華美すぎる服装で通学しているのをたしなめる風潮もあり、安価でカジュアルな銘仙は、若い女性にも大流行しました。

旅の案内人である矢野倫代さんは、その秩父銘仙に魅せられて秩父市に移住し、伝統技術を習得するために職人の世界に飛び込んだバイタリティあふれる女性。

秩父市の地域おこし協力隊としての活動期間を経て、念願だった秩父銘仙の工房「るりばら銘仙」を開業しました。

この旅ではまず、矢野さんと一緒に秩父銘仙を着て大正ロマンな街並みが残る秩父を散策しましょう。秩父銘仙が流行した時代にタイムスリップするところから旅はスタートします。

さらに、秩父市に残る数少ない「織元」と呼ばれる機織り職人の元を訪れましょう。「織元」は、今で言うクリエイティブディレクターの役割を担ってきた秩父銘仙の製造元。秩父銘仙がどのように作られているのかを垣間見ることができます。

そして、矢野さんが愛してやまない「秩父銘仙」の魅力に触れながら、好きなことを仕事にする喜びや苦労、キャリアについての考え方を学びましょう。

この旅は、銘仙を着てレトロな風情漂う秩父の街を歩き、工房をめぐりながら秩父銘仙を楽しむ内容です。職人体験を希望される方は、矢野さんが開業した染め加工工房「るりばら銘仙」で染め体験を行う「銘仙デザイナーになる旅」にご参加ください。
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職人の審美眼に背中を押されて秩父へ

「みんなビックリします。地域おこし協力隊の募集を見つけてから秩父に引っ越すまで、3ヶ月ぐらいしかなかったので」

会社員としてIT系の仕事をする傍ら、アンティーク着物のお店でアルバイトをするほど着物が好きで、仕事の合間にネットで銘仙の柄を眺めて癒されていたという矢野さん。そこで偶然、秩父銘仙のPRに従事する地域おこし協力隊の募集を見つけたことが人生の転機となります。

「自分は歳を取ったと感じるかもしれないけれど、今からの10年は10年後の自分からのプレゼントだと思いなさい」

例えば今40歳だとしても50歳から見た40歳はまだ若いし、やれることはたくさんある。最初は迷いもありましたが、ふと手にした本で見つけたこの言葉に勇気をもらいます。

さらに秩父で出会った職人さんの審美眼にも背中を押されることになりました。自身が着ていた銘仙を指して「その着物は1メートルに3,000回撚(よ)りがかかっているから涼しいでしょう」と遠くから言われて。

好きが高じて伊勢崎や足利など、主要な銘仙の産地を訪れましたが、技術が継承されていない現状を目の当たりにしていました。でも、ここにはまだ技術が残っていると確信したそうです。

「銘仙が大好きで。銘仙を作りたい」

この純粋な思いを胸に秩父への移住を決めた矢野さん。地域おこし協力隊として活動しながら、職人さんの元で研修を続け、秩父銘仙を手がける捺染加工職人として起業を果たしました。

型にはまらず、自由な発想で「仕事」について考えよう

「銘仙の魅力は、気取らなさと自由さ」と語る矢野さん。そのコレクションは100着以上という銘仙マニアでもあります。

「銘仙かわいいんですよ。自分で制作するようになってもまだ買っちゃうんです。勉強のためという理由をつけて」

日本の伝統的な模様だけでなく、テニスラケットなどの外国のモチーフを気軽に取り入れた和洋折衷な柄も銘仙の得意とするところ。

当時の世相や流行を取り入れたものも多く、戦後、家電の三種の神器と言われた冷蔵庫、洗濯機、テレビをモチーフにしたものもあったのだとか。英国エリザベス女王の即位や上皇后美智子様のご成婚の時期には王冠や指輪のモチーフが多く流通していたそうです。

伝統を守るだけでなく、型に縛られない自由さがあったからこそ、銘仙は多くの女性を魅了することができたのでしょう。

「本来ならば職人として円熟期に入っている年齢なので私は良い職人にはなれないかもしれない。それでも秩父銘仙がこの世に残っていけるよう、何かしらのお手伝いができれば」と矢野さん。

現役の職人が減っている以上、何もしなければいつかは秩父銘仙の技術が失われてしまう。だからこそ矢野さんは、どんな形であれ秩父銘仙を残すことに力を注いでいます。

伝統工芸の世界は、熟練した技術を要する上、手作業が多く、生産に時間がかかります。効率性ばかりが重視される昨今、いくら「好き」でもそれを仕事とするには難しいと考えがちです。

しかし、伝統を大切にする秩父の街で、銘仙存続のために奮闘する矢野さんと出会い、「好き」を仕事にするための方法は、一つではないことを教えられました。

年齢やキャリア、経済的な不安などは、言い訳にすぎない。「好き」のために、自分のできることから始めて努力を積み重ねる。その先に、豊かな人生が待っているのかもしれません。

日本の美しい伝統工芸やアンティークなものが好きな方にもオススメの今回の旅。秩父銘仙に魅了された矢野さんと、自由な発想で「仕事」について考えてみませんか?

体験スケジュールおよび内容

時間行程体験内容
11:10集合「るりばら銘仙」集合
11:15オリエンテーション・一日の流れの説明
・参加者の自己紹介(参加目的など)
・工房内の見学
11:30仕事体験①秩父銘仙を着てみよう!(秩父銘仙着用は10〜5月のみ)
好きな着物を選び、自分で着物を着付けます(6〜9月の夏季は浴衣、雨天時は化繊の着物となります)。
シャツやカットソーの上に着物を羽織る和洋折衷スタイルで楽しみましょう。足元は、サンダルやブーツなどでOKです。
13:00昼食秩父散策&ランチ
昼食は、古民家レストラン「丸十」を予定(https://ghxt201.gorp.jp/)
※昼食代(2000円程度)をご用意ください。
好きを仕事にする働き方の話
ホストのキャリアチェンジや働き方について伺います。
14:30仕事体験②秩父銘仙の機屋をめぐる
近隣の機屋を見学。機織り職人から銘仙作りの話を聞きます。
15:30旅のまとめ・工房に戻り、着物を返却
・質疑応答
・仕事体験の感想、気づきの共有
16:00 仕事旅行終了!

*当日の状況によりスケジュールは前後いたします。ご了承下さい。

開催概要

定員: 6名 (最少催行人数: 2名以上)

最少催行人数について

時間: 11:10〜16:00 4時間50分

締切: 催行日4日前締切

場所: るりばら銘仙ー高橋ミート店ー

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はたらく私のコンパス《170種類の職業体験》 

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