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一人ひとりの「おいしい」に寄り添って。 先代から受け継いだこだわり製法の味噌屋で、地域の人々をつなぐ方法を学ぶ
- 味噌屋 / 味噌職人になる旅 -

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旅で得られること

しなやかに発想し、価値を生み出すチカラ

学びのロードマップ

  1. 米づくりから始まるこだわりの味噌づくりを体験する
  2. 一人ひとりの暮らしに寄り添う宮本みそ店の哲学を学ぶ
  3. 古民家での料理と食事を通して、地域を元気にする方法を学ぶ

旅のホストと仕事ガイド

宮本みそ店

昭和32年11月、先代の祖父母が始めた小さな味噌屋。創業から約60年たった今も、すべての工程を一つ一つ手作業で仕込み、アルコール・添加物を一切使わないカラダにやさしい味噌を、丹精込めて造り続けています。
宮本みそ店
「味噌の仕込みも充填もすべて手作業でやっています。すごくアナログで今どき珍しいかもしれないですが、お客さん一人ひとりの要望に沿って丁寧に届けることができる。顔が見えることってすごく大事だと思うんです。」

そう話すのは、富山県魚津市で味噌づくりを行う、宮本みそ店・二代目の宮本晃裕(みやもと あきひろ)さん。東京・青山の国連大学前で定期的に開催されているファーマーズマーケットで商品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

機械で一気につくれば効率は良いかもしれないけれど、家庭ごとの味を出すことができなくなる。先代から受け継いだこだわりの手づくり製法をつらぬきながら、定番味噌だけでなく、地域で暮らす一人ひとりの要望に応える仕込み味噌も提供しています。

宮本みそ店の特徴の一つは、味噌の原材料であるお米や大豆から自分たちでつくっていること。普通はよそから取り寄せたお米を使うため、素材からつくる味噌屋は全国でも非常に珍しいといいます。

「めちゃめちゃ大変です。だけどお米から作っているからこそお客さんに素材から味噌の話をできるし、新しいアイデアを取り入れることもできる。それに何より楽しいんです。」

そんな宮本みそ店では、先代の頃から地域の人たちに声をかけて、味噌の仕込みや大豆の選別を一緒に行っています。そして今年、長年築いてきた地域の輪をもっと広げたいという想いから、空き家だった古民家を改修して地域の人が集まる拠点を作りました。

今後はこの場所で味噌の販売を行うほか、台所を備えて食事会やワークショップを開催するなど、ワクワクするような構想が膨らんでいます。

今回の仕事体験では、宮本みそ店ならではの「原材料から味噌をつくる」というテーマの元、夏の期間(9-11月)はお米づくりの農業体験、冬の期間(11月-2月)はそのお米から味噌をつくる体験を行います。

そして体験の後は、オープンしたばかりの古民家で、地元魚津の人たちと一緒に富山の食材を使って料理を作り、みんなで食卓を囲みます。味噌を知り、身体を目一杯動かした後にみんなで食べるお味噌汁はきっと格別の味わい。

「味噌」をきっかけに人とのつながりを生み出す宮本みそ店ならではの体験を通して、地域に根づき、地域の人を巻き込みながら、食を通して地域を元気にするヒントを学びましょう。
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おいしさは「誰と食べるか」によって決まる

今でこそ味噌づくりの面白さを知り、味噌の魅力を発信している宮本さんですが、当初は味噌屋を継ぐつもりは全くなかったそうです。

「実はずっとバンドマンに憧れていて、21歳の頃に上京して幡ヶ谷に住んでいたんです。当時はテレビ局の大道具のアルバイトをしていました。」

しかし、富山と比べて東京は歩く人のスピードが全然違うし、人の視線も冷たいように感じたという宮本さん。貧乏生活を一年間つづけ、地元に帰ってきたとき、幼い頃から変わらない田んぼの風景になぜだか心を惹かれました。

「音楽で本当に食べていきたいかっていうと、そうでもないかもしれないって思ったんです。それで帰ってこようと思って。」

その時たまたま観たのが名作ドラマ『北の国から』。そこには先代であるおじいちゃんとおばあちゃんが大切にしてきた「家族」や「食卓」の光景が描かれていました。宮本さんは直感的に「これが大切なんだな」と思ったといいます。そこから、宮本さんの味噌づくり人生が始まりました。

今回の古民家での料理と食事のセッションについて宮本さんはこう期待を寄せます。

「若い人もお年寄りもみんな集まって食べるごはん、そういうのをみんなに味わってもらいたい。みんなで食べると絶対においしいから。いいなって思う人もいれば、疲れるって思う人もいると思うんですけど、きっとかけがえのない体験になるはず。」

宮本さんは、味噌の「おいしさ」というのは、味噌の味だけではなく、味噌を食べるシチュエーションや、誰と食べるかという要素がとても大きいといいます。「だからこそ、僕らが味噌で表現するときに、どこで誰と食べてもらうかっていうすごく意識しているんです。」そうした視点が増えていけば、もっと人の暮らしも豊かになるし、考え方も変わるはずだと宮本さんは話します。

都会の生活では置き去りにされてしまっている「みんなで食事を楽しむ」という時間を、ここ魚津の町で存分に味わってみてはいかがでしょうか。

買ってもらう量を増やすのではなく、つくってもらう量を増やしたい

宮本みそ店では「透明性のあるものづくり」を掲げ、味噌づくりに使用しているお米や大豆の品種だけでなく、味噌の配合比やレシピを積極的に公開しています。その大胆な取り組みの背景には、各家庭で「おふくろの味」をつくってほしいという宮本さんの想いがあります。

「味噌の本質って各家庭ごとの味があることだと思うんです。昔は各家庭でつくっていて、いわば“おふくろの味”のお味噌汁を子供たちが飲んで、食卓を囲んで”おいしいね” ”ごちそうさま”っていうのが日常の光景だった。」

しかし、近年では富山県でも共働きの家庭が増え、家族みんなで食卓を囲む時間が減っているそうです。レシピを公開することで、少しでも一緒に食事をするきっかけになったらと宮本さんは話してくれました。

そんな中、「発酵ブーム」の後押しもあり、最近若いお客さんから「味噌を自分でつくってみたい」という声を聞くことが増えたそう。そうした声に応えるため、定期的に味噌づくりのワークショップを開催するほか、新しく「味噌造りキット」の販売を開始しました。材料を混ぜて置いておくだけで誰でも簡単に味噌をつくれるという内容で、反響も少しずつ実感しているといいます。

「味噌のことを知って、自分の手でつくれば、味噌に対するイメージが変わると思います。若い人に味噌づくりの楽しさを味わってもらえたら嬉しいです。」

都心で生活しながら、味噌造りキットを買ってYoutubeを見ながら味噌をつくるのももちろん良いけれど、実際に職人さんの話を聞きながら、味噌屋で一緒に味噌つくる体験はまったく別の楽しさがあるはずです。

宮本みそ店だからこそできる今回の体験は、あなたにとって大切な経験になるに違いありません。

スケジュールおよび内容


時間行程 体験内容
13:00集合
オリエンテーション・自己紹介(参加した理由など)
・本日のスケジュール
宮本みそ店の紹介・宮本みそ店の歴史や取り組み
・拠点となる古民家について
みそ作り体験
又は 農業体験
時期によって体験内容が変わります
・9-11月 お米の農業体験
・12-2月 みそづくり体験
15:00食事会の準備・海沿いの魚屋で魚を調達する
・地元の人たちと一緒に料理する
17:00食事会スタート!
19:00終了


※宿泊する場合、電鉄魚津駅周辺かJR富山駅周辺の宿泊施設がおすすめです。
JR富山駅までの所要時間は電車で約30分です。
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体験者の声


男性 RT

未体験を体験する旅
先日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。普段経験することのない味噌づくりや地域の人の様々な働き方をお聞きしたり、おいしい食事をいただいたりと充実した旅となりました。 昨今の旅は観光地や名産品がある場所に行くことを目的とした旅が一般的ですが、今回のような地元の人と会うこと、モノづくりを学ぶこと、地元でしか食べられない食事など通常の旅行では得られない経験をすることも旅の選択肢としてよいものだと感じました。普段会社勤めの私にとって、今回の体験は今後の人生を考えるよいきっかけとなったと思います。改めてこの度はありがとうございました。ぜひ様々な方々にも体験いただきたいです。
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