2016年03月15日更新

もはや趣味ではない? 広がる「ハンドメイド作家」という働き方

PC・スマホから個人が手軽にハンドメイド作品の展示や売買ができるハンドメイドマーケットのサービスが、趣味の範囲から気軽に始められる“新しい働き方”としても注目を集めています。

趣味から始める、新しい働き方


GMOペパボ株式会社は2012年1月にネット上でのハンドメイドマーケット「minnne(ミンネ)」を開始。同年10月にリリースされたスマホアプリは2016年2月に累計500万ダウンロードを突破し、3月には登録者数が20万人となったようです。

販売されているカテゴリーとしては、多い順にアクセサリー(43%)、素材・材料(19%)、バッグ・財布・小物(11%)となっています。(「2016年1月に販売された作品カテゴリーの内訳」より)

登録者のうち月10万円以上を売り上げる作家は、2014年から1年間で15.7倍の1,227名(2016年1月時点)に急増したといいます。2016年1月の販売額が最も多かった作家は約400万円にのぼるなど、ハンドメイドマーケットの市場拡大が、個人の生活スタイルに合わせた新たな働き方の可能性を生み出しているようです。

「作品の写真の撮り方講座」から「確定申告講座」まで開催


minneを運営するGMOペパボは、こうした“ハンドメイド作家”という新しい働き方支援として講習会等も開催しています。2015年5月に都内世田谷にオープンした「minneのアトリエ」では、出品作品の写真の撮り方や値段のつけ方を学ぶ「初心者向け勉強会」のほか、「はじめての確定申告講座」などを定期的に実施。

今後は女性の働き方支援に力を入れる神戸市と協力して「デザイン・クリエイティブセンター神戸/KIITO(神戸市中央区小野浜町 1-4)」に関西初の「minneのアトリエ」を開設予定だそうです。

さらに、作品の発送に関する作家の負担軽減のためヤマト運輸とオリジナルデザインBOXの共同開発や作品の対面販売イベント開催など、作家の活躍の場を増やす取り組みを行っています。2016年3月には登録作家数が20万人を突破し、1年間で2.1倍の登録増となりました。

「minnne(ミンネ)」の今後についてGMOペパボは、以下のように述べています。

「手作りのぬくもりが届けられる経済圏を新たに創出し、より多くの作家が活躍できるよう、『食品』をはじめとする新しいカテゴリを追加し、ハンドメイドマーケット市場のさらなる拡大を牽引してまいります」

出典(TOP画像も):GMOペパボ:国内最大のハンドメイドマーケット「minne」登録作家数20万人突破!
~“ハンドメイド作家”という新たな働き方を支援~
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