混沌としたVUCAの時代。
みずから考え、行動できる「自律型人材」は、企業にとって欠かせない存在。そういった人材を育成するために鍵となるのが、「キャリアデザイン」の考え方です。
自分の強みや役割を知り、働き方の方向性を確立した上で、キャリアをしなやかに構築していくことが、組織のメンバーに求められるようになるにつれ、「キャリアデザイン研修」(キャリア研修)を導入する企業も増えています。
従業員やスタッフのキャリア意識向上を目指すプログラムとして、さまざまな職業の1日体験ができる仕事旅行を導入される企業も。
「経験→内省→概念化→実践」のサイクル(コルブの経験学習理論)を体感的に学べる仕事旅行は、短期のキャリアデザイン研修として効果的です。
現在では多様化するニーズに合わせて、シニア・ミドルに特化したキャリア支援プログラムやオンライン開催するものなど、新しいスタイルのキャリアデザイン研修も続々誕生しています。
この記事では弊社サービスに加えて、長期の研修プログラムから、今後ローンチ予定のものなど5つのサービスを紹介しながら、キャリアデザイン研修の重要性を考えて見たいと思います。
①キャリアデザイン研修パッケージ(Schoo for Business)
「多忙な管理職のスキマ時間を有効活用して自身のキャリアについて考える機会を提供する」オンライン研修。「受講者一人ひとりに合わせて対象とする研修動画を変えることができる」などの特徴があります。
「自分らしさってなんだろう?」を考える講座や「フリーランスの勉強家」として活躍する講師から「Beとしての肩書き」の重要性を学ぶ講座など、さまざまなオンラインプログラムが用意されているようです。
参考:
https://schoo.jp/biz/theme/curriculum/129より
②CAREER MAKER(NEXERA)
「キャリアデザインを講義とゲームで疑似体感しながら自ら考え、学ぶ企業研修」。様々なライフイベントやワークイベントを疑似体験できるゲームを用いるところが特長です。
「ゲーム中のイベントの意思決定や、キャリアシートから、受講者のキャリアに対する価値観を知ること」ができるとのこと。オフライン・オンライン問わず開催しているようです。
参考:
https://www.careermaker.jp/より ※画像も
③若手社員向け キャリア研修(パーソル総合研究所)
④Funleash IX(ファンリーシュ)
Funleash IX(ファンリーシュ・インディビジュアル・トランスフォーメーション)は、ミドル・シニア層に特化した未来のキャリア創造支援プログラム。
「①越境学習型ワークショップ」「②パーソナルコーチング」「③アセスメント」で構成される13週間のプログラムになっており、「これまで競争の中で『会社の期待に応え続ける事』を自分の目標に組織の成長を牽引してきたミドル・シニア層の⼈達が『今後も社会で活躍し続けられる⼈材』に変容することを⽀援する」とのこと。
参考:
https://funleash.jp/service/ix/より
⑤仕事旅行の自由研修(仕事旅行社)
「アウェイでの越境体験を通じて、社員のキャリア意識を高め、自律的キャリア意識を育む」プログラム。「1日〜」の短期研修である点や、豊富なメニューから目的に合わせて自由に研修先を選べるところが特長です(オンラインもあり)。
座学ではなくリアルな職場で実践的に学ぶことにより、「経験→内省→概念化→実践」のサイクル(コルブの経験学習理論)を体感的に学べるようになっており、若手からミドル、シニアまでご参加いただけます。
参考:
https://www.shigoto-ryokou.net/より
以上、5つのプログラムをご紹介しました。
今後ますます重要性を増すと思われる「キャリアデザイン研修」ですが、オンラインから座学、越境学習型など様々なタイプのプログラムがあることがお分かりいただけたと思います。
導入を検討する際には、まずそれぞれの特徴を把握することが大切と言えるでしょう。
以下はこの記事の内容を、さらに掘り下げて詳しく解説した「ロングバージョン」となります。よろしければこちらにもお目通しを。
★キャリアデザインとは? 仕事旅行社の考え方と研修メソッド
(仕事旅行社)
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