2017年09月27日更新

記事コーナー「シゴトゴト」300本! これを機に"編集職人"を募集しますー徒然WORK NEWS 長月の巻ー

記事300本に感謝! いろんなネタ廻してます


さて、思いつくまま気の向くままに毎月筆を進めてきたこの連載もすでに8回。こちらの「シゴトゴト」というコーナーで週3本目安で配信している記事も、2年で計300本となった。チリも積もれば何とやら…なのかな? お読みくださりありがとうございます。

せっかくなので、これを機にこの記事コーナーについて少し。

当記事コーナーでは、「①仕事・②働き方・③体験」に多少なりとも重なる「面白い企画!」(と私が思う)ものであれば、どんなものでも載せている。いわば仕事旅行上の無法地帯であったわけですが、最近はプロの書き手も増え、取材記事も増え、読み応えもアップしてきた気もする。

記事のスタイルはインタビューに書評、エッセイ、写真特集など、まあ、あるあるな感じではありつつ、内容のほうはバラエティ豊か。

職人モノや海外モノ、未来の働き方から、移住、グルメ、ファッション、そこはかとなく自己啓発・自分探しな香りもする体験談、愉快な仕事論、ぶっちゃけトークに内輪モノなどなど、くら寿司ばりにいろんなネタを廻してます。

ただし。「給料」や「待遇」の話はあんまりない。「これで仕事の能率アップ!」みたいなノウハウ話もほぼ皆無。行政による働き方改革や女性活躍、あるいは流行りのワーク・ライフ・バランス的な話題もない。

編集人である私が興味ないからである。

一番興味ある素材は「面白く仕事をしている人」「いい仕事してる会社」。そして記事を読むお客様の回転レーンに流したいのは、「どうやったら面白く仕事ができるのか?」のヒントとして、ジワッと効いてきそうだと思うオーガニックネタ。いろんな皿を廻しつつ、そのワンテーマに絞っている"寿司屋"ではある。

制作パワーの都合から、現状ではウニ・イクラ系の高いネタ(有名人系)と産地直送の活ネタ(速報系)こそ少ないけれど、どのネタもすぐに古くならないよう、いい塩梅の人肌で握ってる。普段食べないようなネタも一度はお試しを。なんと言ってもタダですから。

どんなものがあるか? この機会にぜひ一度、記事一覧のメニューで眺めていただければ幸い。

★読む仕事旅行「シゴトゴト」TOPページ

仕事旅行が記事制作をする深いようで浅いワケ


それにしても、商売として考えたとき、なんで仕事旅行は記事を配信しているのだろう? そもそもこの会社は、いろんな職業体験をツアーとして販売するネット通販。最近は転職サポート(おとなのインターン)もやっている。

これらは商売としてわかるのだが、記事のほうはいくら頑張って制作、発信したところで1円にもならぬ。にもかかわらずそれを作り続けたいーーというのはどういう了見なのか、越後屋よ。「さてはおぬし何か悪だくみでもしておるな?」と名代官なら間違いなく勘ぐるところだ。

記事を大量に生産、ド派手なタイトル、キャッチーなコンテンツで読者を釣って、広告収入が得られるモデルにしたいのならともかく、そんな野望はいまのところない。「仕事旅行」という存在の多少の宣伝にはなっているようではあるが、それもたいしたことはない。

では、なんのために? 謎である。

キレイ事を言うようではあるが、やっぱりそれは「仕事って検索すると『辞めたい』って言葉がつられて出てきちゃうような世の中だけど、注意深く眺めてみると、実際にはいろんな仕事をしているいろんな人がいて、実は結構面白くやってる!」ということを地道に伝えて行く。それに尽きるのかもしれない。改めて考えてみると意外と浅かったが、偽らざる心境だ。

だが、様々な働き方の話を面白く伝えること、宣伝以外の目的がないわけではない。2年やってみて、そこらも実はちょっと見えてきた。それは「仕事旅行」というプロジェクトそのものを、さらにジャンプさせようという企みである(記事の制作も引き続き行うが)。

「企画→取材→執筆」の流れからなる記事作成のノウハウは、仕事旅行の商品を作るにあたり、大変役に立つものなのである。そこで記事も一応廻るようになってきたこのタイミングで、ちょっと冒険の旅に出ようと。記事と同時に、仕事旅行の「職業体験ツアー」や「おとなのインターン」も外部パートナーと協働してもっと増やして行こうという戦略だ。

そしてここから以下は、"悪だくみ"の話となるわけだが、ご興味ある方は読まれたし。特に「編集・取材・執筆」仕事の経験あるフリーな人は読んでソンはないかも。

集え! 一緒に未来をつくる"編集職人"たち


というわけで仕事旅行社では、10月より新しく"編集職人(パートナー)"を全国から募集(約20名予定/業務委託)。お願いしたい業務内容は主に以下のとおり。

① 「シゴトゴト」に取材記事を書く
② 「仕事旅行」をイチから作る
③ 「おとなのインターン」をイチから作る


大きくはこの3つのうちやりたい仕事をやりたいときにやっていただいてOK(最初に試験と面談アリ。企画は編集部を通して双方で相談しながら進めていきます)。

このコーナーでは先ほど「給料の話はない」と書いたばかりだが、リクルートをしておいて待遇の話がまるでないというのも失礼な話。フリーランスである私の考えでは、基本的に仕事とはお金をいただいてやるものでもある。報酬は重要かつ切実だ。

とはいえこういったオープンな場でマネーの話をするのもややはばかられるため、「お主も悪よのう」の越後屋よろしく、待遇のほうはこっそりと、いまちょっと流行ってる"鳥貴族算"を用いてご説明することとしよう(もちろん、面談のときにはちゃんとご説明します)。

まず①に関しては「5鳥貴族(円)」。つまり鳥貴族で5回酔っ払えるくらいの目安だ。それ以降は一気に跳ね上がり、②は50~60回、③は100〜120回くらいトリキでそれな理に飲めそうなギャランティとなる(各1本で)。

フリー編集者の強い味方「鳥貴族」。近頃ついに値上げを断行してしまったが、その存在はフォーエバー。ここで言う「1鳥貴族」が何円なのか? は各自のご想像に委ねるが、作業の中身自体そんなに変わらないにもかかわらず、①(普通の記事)と②〜③(商品記事)で、プライスに50倍から100倍以上の開きがあるところが世の無常ではある。

しかし前述したように、①に関して記事そのものはお金を生み出すものではないため、こういった報酬にならざるをえない。一方②③に関しては仕入れ(企画編集作業)から調理(執筆作業)だけでなく、ネタ元との調整作業や商品管理も必要ではある。

いずれの仕事も自由ではありつつ、「自分でつくりだす力」がマストーーという、なかなかプロ仕様なタスクではありますが、ご興味ありましたらご応募・ご参加を。2017年10月1週目より以下のページで詳細を告知、募集を開始します。

※募集を開始いたしました(10月4日)。詳細はコチラ→SOS! 仕事旅行社のコンテンツをつくる"編集職人"募集。ノルマ・出社・空気読みの必要ナシ。もちろん給与はアリ!【業務委託】

文:河尻亨一(「シゴトゴト」編集長・銀河ライター)

当連載のバックナンバー
1:どんだけフリーダムに働いてたんだよ? 昔昔昔の日本人て
2:イマドキの"働きマン"はカメレオン? 星野源『働く男』を読んだ
3:1000人くらいの仕事でスゴい人たちにインタビューしてわかったこと
4:仕事の電話はいまだ得意ではない
5:求ム!思いきり失敗できて愚か者であり続けられる才能を:ワイデン+ケネディトウキョウ
6:今日のGoogleロゴの人・石岡瑛子の「私」をつらぬく働き方
7:聞いたことない仕事だらけの『10年後の働き方』

プロフィール

河尻亨一(かわじり・こういち)
銀河ライター/東北芸工大客員教授。1974年生まれ。雑誌「広告批評」在籍中に、多くのクリエイター、企業のキーパーソンにインタビューを行う。現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰し、取材・執筆からイベントのファシリテーション、企業コンテンツの企画制作なども。仕事旅行社ではキュレーターを務める。アカデミー賞、グラミー賞なども受賞した伝説のデザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESSー石岡瑛子とその時代」をウェブ連載中。
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