2016年11月10日更新

米大統領選2016、便乗キャンペーンの勝者は?ービール・コーヒー・アイス・ドーナツで振り返るー

アメリカの大統領選、ついにウィナーが決まりましたね。加熱するメディア報道の影響もあってか、米大統領選と言えば罵り合いやシリアスな政治議論、熱狂的なサポーターたちといったイメージもあります。

しかし、お祭り好きなアメリカン・ピープルのこと。このビッグイベントを仕事やビジネスにちゃっかり取り入れてひと儲けしようと企んだり、楽しんだりする人や会社も多く見受けられた模様。

新大統領決定のこのタイミングで、「US ELECTION 2016」のフード系便乗ビジネス(商品企画)の中から目を引いたものをピックアップしてみます。

冒頭画像は「アンプル・ヒルズ」PRリリースより

政治のチェンジでビール名もチェンジ!



Budweiserの限定デザイン「アメリカ」紹介動画より(Budweiser公式サイトより)

今年5月大統領選に合わせて看板商品の名称を変えた企業があります。ビール世界最大手企業のアンハイザー・ブッシュ・インベブは、ビール「バドワイザー」を「アメリカ」に変えるキャンペーンを実施。

大統領がチェンジするタイミングに合わせ、アメリカで販売される商品の名称も「アメリカ」にチェンジすることで、「消費者の米国を祝う気持ちを盛り上げたい」との思いがあったとか。

ちなみに米国で「バド」の愛称で親しまれるバドワイザーの本社はベルギー。ヨーロッパ発の便乗商法には、米国内で戸惑いの声もあったそう…。

いま見るとちょっとサムい? ヒラリーvsトランプアイス


日本でもよくありますが、イベントの盛り上がりに便乗して、関連商品や新フレーバーを打ち出す飲食店もあるようです。NYのブルックリンで人気の自然派アイスクリーム店「Ample Hills」では、各立候補者にちなんだアイスを販売。

ヒラリー・クリントン味のアイスの名前は「MADAM PRESIDENT」。クリントン氏自身が考案したレシピを参考にした、チリペッパー風味のチョコレートアイスです。

一方トランプ氏にちなんだアイスの名前は「MAKE AMERICA ORANGE AGAIN」。トランプ氏のスローガン「Make America Great Again(再びアメリカを偉大に」)をオレンジ色で茶化してるようです。

「自然派」をうたう同店が嫌う合成着色料を用いたオレンジアイスに、チョコレートブラウニーが入っているそう。NYのお店だけにヒラリーびいきだったのでしょうか?

そしてこのブラウニーを、トランプ氏が提案するメキシコとの国境沿いの壁に見立てたようですが…。


「アンプル・ヒルズ」PRリリースより

壁には見えませんね!(右) むしろ崩壊しております。

コンビニコーヒーで新大統領を当てよう



7election コーヒーカップ (7election 特設サイトより)

米大統領選挙の恒例になりつつあるのが、セブンイレブンの「大統領選コーヒーカップ選挙」。

コンビニコーヒーで両政党(2種類)のカップから選べるようになっており、「各店舗のカップの減り具合から候補者の人気を察することができる!」というふれこみのキャンペーンです。

特設サイトでは、全米の人気投票のホットな結果が日々速報されていました。メディアによる世論調査が多少偏りがちであることを考えると、政治ポリシーに関わらず「みんなが使う」コンビニでの“調査”ではまた別の結果も期待できそう。

ちなみに過去4回の大統領選ではすべて勝敗を当てているとのこと。

しかし、今回は「どちらに投票するか迷う!(どっちも嫌いだ)」という人が多かったため、クリントン氏側の「民主党(青)」、トランプ氏側の「共和党(赤)」に加え、第3の選択肢として「Speak up(紫)カップ」が加わりました。

このカップには、選挙で購入者が気になる争点を選んだり、Speak upしたい(声をあげたい)コメントを書き込める欄も。SNS上には「#7election」のタグで、支持表明するユーザーの写真がアップされるなど、今年も大いに盛り上がりを見せていましたが…。


7election コーヒーカップ (7election 特設サイトより)

残念ながら初めてハズしてしまいました(民主党31%・共和党29%)。今回の選挙予想がいかに難しいものであったか? がうかがえますね。ダントツ人気は「どっちでもないカップ」(40%)。これがリアルな世論だったのかも。

すべては丸く収まるか?



Krespy Kreme Dougnuts Election Day((Krespy Kreme Dougnuts Election Day 特設サイトより)

大統領選の勝敗に注目が集まるなか、投票日に「Everybody wins.(みんなが勝つ)」というタイトルのキャンペーンを行ったのは「Krispy Kreme Dougnuts」です。11月8日に限りドーナツをひとつタダでプレゼントしてもらえます。

「米国民を分断する」と言われた今回の大統領選。ドーナツだけに丸く収めようとしたのでしょうか? キャッチコピーは「民主主義は生き続ける。フリーなドーナツもらえるよ」。

ドーナツと言えばアメリカを象徴するフードだったりもするわけですが、どっちが勝ってもドーナツもフリー(自由)な民主主義も不滅だよと。この前向きさが「アメリカだなあ」とも感じます。

記事:シゴトゴト編集部
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