服を買いたい、美容院に行きたい、ランチをしたい・・・特に行くお店を決めていないとき、お店の看板やチラシを見て「おっ、行ってみようかな」と引き寄せられるように入ることはありませんか?
お客を呼ぶ工夫について頭を捻るのは、いまも昔も同じこと。江戸時代もそうでした。
しかし、まだ現代のような印刷技術や写真がない時代のこと。看板などで客寄せに力を発揮したのは文字(フォント)でした。「江戸文字」と呼ばれる独特の看板文字が生まれ、人々の目を引いていたようです。
「笑点」のタイトルも江戸文字
ひと口に「江戸文字」といっても様々な種類があり、現在もその技法(書き方)を引き継いでいる職人さんたちがいます。歌舞伎や相撲、寄席などで江戸文字を目にする機会もありますから、意外と馴染み深い存在です。
例えば、歌舞伎の看板や相撲の番付で使われている江戸文字は「芝居文字」。通称「勘亭...
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