もうすぐハロウィンですね。最近では秋のお祭りとしてすっかり定着した感もありますが、ある調査によると、今年は首都圏で3割もの人が「仮装する」と答えたとか。「ハロウィンにかける予算は平均5,000円」との結果も出ているそうです。
参考:
ハロウィンに関する意識調査2016(マクロミル調べ)
一方で、関連グッズを買って渋谷をウロつくといった参加の仕方は「ちょっと…」という人や「大量のゴミが出るのはどうなの?」といった人も増え始めています。「もっとオリジナルな面白い過ごし方もあるのでは?」といまから色々準備している人もいるでしょう。
実際、ハロウィンの楽しみ方は多様化している模様。「『コト消費』の広がりを映し、今年は体験型のサービスや商品を打ち出す企業が多い」との分析記事も出ていました(
日経新聞「ハロウィーン、体験して満喫」)。
そこで今回は、膨大な数にのぼるハロウィン関連イベントやプロダクトの中から、ちょっとディープな本格派向けの体験モノをいくつかピックアップしてみました。
ハロウィンと言えばゾンビでしょ
ハロウィンの仮装と言えば、日本でもお化けや魔法使いがメインです。なかには特殊メーキャップさながらの気合いの入ったゾンビスタイルで本番に臨む猛者もいるようですが、そこまでのメイクは初心者には難しいもの。
とはいえ、最近では素人でもゾンビメイクに挑戦できるプロダクトが各種発売されており、なかでもゲーム「バイオハザード」とのコラボ商品・ミラクルペイント「バイオハザード立体傷メイクセット」は、本格的な仕上がりを手軽に楽しめるアイテムとのこと。
上手にやれば、こんな感じになるようです。
プレスリリースより
なかなかの迫力ですね。ここまでやる必要があるのかどうかはわかりませんが、傷メイクを体験できるイベントも東京や大阪など各所で行われるそうです(10月29日〜31日)。会場や日程等詳細は以下をご覧ください。
★~2016年ハロウィン、日本各地にバイオハザードが拡散する~
女装で綺麗に可愛く大変身
ゾンビや魔女、お化けだけでなく、人気のアニメやゲームキャラなどめいめいが好きなコスプレを楽しめるのが、独特進化を果たした日本のハロウィンの面白いところ。
「コスプレはストレス解消にいい」という話もあるくらいですから、年に一度くらいは普段の暮らしではありえないような格好に大変身して、日々窮屈に働いている自分を解き放ちたいと思う人も多いのでしょう。
ハロウィン用の衣装も多数発売、レンタルも充実していますが、なかには「『女装体験』デビュー!」をうたうサービスまで。
衣装作家のミルクティーヌ・ティアラが期間限定で、新宿マルイメン1階にオープンする「変身館プリンセスハウス」では、「ここでしか着られないオリジナル1点もの衣装やヘアメイクで、奇麗に可愛く大変身」できるとか。女装体験以外のコースも用意されており、女性やカップルも利用できるようです(ウェブサイトより事前予約制、9/28〜10/31まで)。
貴男もこんな感じになれるかもしれません。
プレスリリースより
人によっては仕上がりが傷メイク以上の恐ろしさになるのでは? という気もしますが、これを機にデビューしたり、させたりもアリかも。何かに目覚めてしまう恐れもありますね!
★期間限定!「女装体験」デビュー!〜男性も可愛い女性に変身?!女装変身体験&ハロウィン〜
ドラキュラ城でその夜を過ごす
最後に仮装どころではなく、もっとすごい体験モノをご紹介しましょう。
Airbnbが「ドラキュラ城の実在モデルとして知られるトランシルヴァニアのブラン城でハロウィンの夜を過ごすホラーナイト特別企画」を発表しています。
トランシルヴァニアと言えばルーマニアですね。しかもこの体験のホストを、「吸血鬼ドラキュラ」の原作者であるブラム・ストーカーの甥の孫に当たる方が務めると言いますから、もう何が起こるかわかりません。
選考を経てではありますが、往復航空券と宿泊料が無料となります。しかし参加できるのは世界でたった二人だけ(ヨーロッパ時間の10月31日〜11月1日現地滞在できる人のみ)。
応募したい人は
こちらのAirbnbページから、「ドラキュラ城で伯爵に牙を剥かれたそのとき言ってやりたい台詞」を550文字以内で書いて送る必要があります(2016年10月27日 18時59分まで※日本時間)。
Airbnb「トランシルヴァニアのドラキュラ城」より
もし当選したら、生涯忘れられない激レア体験になること間違いなし。無事生還を祈ります。
記事:シゴトゴト編集部
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