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【ONLINE開催】読むだけが読書じゃない。読書の可能性を広げる選書術(初級編)
- 選書家になる旅 -

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旅で得られること

しなやかに発想し、価値を生み出すチカラ

学びのロードマップ

  1. 人と本の新たな出会い方を知る
  2. さまざまな本の楽しみ方を聞く
  3. 本と人をつなぐ架け橋をつくるための考え方を学ぶ

旅のホストと仕事ガイド

川上洋平

選書家/ブックセレクター
本の魅力を深く見つめることから、人と本の出会いをつくる「book pick orchestra」代表。

個人に対する選書から、美術館やホテル、オフィスなど、さまざまな空間に合わせた選書も行う。ひとりずつ話を聞いて本を選ぶ「SAKE TO BOOKS」、人と本から、人と人をつないでいく「Sewing books」など、本を選ぶだけに留まらず、どのように人が本と出会い、本とともに時間を過ごしていくか考えながら、人と本のあいだをつなぐ体験をデザイン・企画している。

選書歴17年以上、個人選書は500人以上。掲載メディアは、BRUTUS、&Premium、Numero、リンネル、新聞、ウェブメディアなど多数。
book pick orchestra
あなたは、”本”にどんなイメージを持っていますか?

「情報・知識を得るもの」「空想の世界へ連れていってくれるもの」「集中力を高めてくれるもの」…なかには「そもそも本は苦手」と感じる人もいるかもしれません。

book pick orchestraの代表を務める川上洋平さんは、人や空間に本を選ぶ選書家として活動しています。本を扱う職業ながら、川上さんは「本は読まなくても充分楽しめるんですよ」と話します。

「多くの人は”本は読みきらなきゃいけないもの”と思っているんです。当然、読んでこその楽しさもありますし、深く読み込むことで見える世界もあります。でも、ディスプレイとして楽しむこともできるし、挿絵だけ楽しんだっていいんです」

多くの人が持つ本への共通認識は、”読み物”ではないでしょうか。川上さんの言葉は、その固定観念をひっくり返すものでした。

今回のオンライン旅では、あなたが「選書術を使いたい」と思うシーンに合わせて、川上さんがさまざまな仕事で培った選書術を教えてくれます。想像もしていないような選書術も多く、大変刺激的な時間になるでしょう。

選書術を使いたいシーンは、「本屋さんでよい本に出会うために使いたい」といったものから「お仕事で選書術を活用したい」といったものまで、本にまつわるものであればなんでもOK。本格的な質問に対しても、川上さんから直接お話を聞くことができます。

さまざまな切り口で展開する川上さんの話は、選書や本についてはもちろん、自分の仕事につながる考え方にまで気づきを得られるように思います。

この旅は川上さんの選書術の考え方やお仕事の内容に絞って開催します。川上さんの選書術の体験に興味がある方は、選書家になる旅(中級編)にご参加ください。
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”親友”は、いつも行く場所にいるとは限らない。

幅広いジャンルの本を扱う”本の専門家”として活躍する川上さんですが、意外にも本格的に本を読むようになったのは大学生になってからだったそう。古書に惹かれたことをきっかけに、本の世界にのめり込んでいったそうです。

大学卒業後に立ち上げたbook pick orchestraで、本に関わる企画や販売を続けた結果、現在の選書家という職業に繋がったといいます。

数多くの本を気軽に手にとれる時代ですが、その膨大な量から自分に合いそうな本を選ぶのは至難の技です。普段から書店に足を運んでいても、立ち止まる棚はいつも同じという人も多いのではないでしょうか。でもいまの自分にピッタリの本は、いつも見ている場所にあるとは限りません。

川上さんは自身の選書について、友達を紹介する感覚に似ていると話します。会話をする中で、その人とさまざまな本の共通点を繋げ、合いそうな本を2、3冊紹介するそう。

「いつもの場所に”親友”になるかもしれない人がいるとは限らないですよね。馴染みの安心感もいいけれど、誰かを介して偶然つながった"親友"のような本に出会うキッカケを、選書で作りたいと思っています」

本を友達のように紹介する…そんな川上さんだからこそ、本と人の共通点を見つけ、そのご縁を結ぶことができるのだと感じました。まだ見ぬ”親友”との出会いは、人が繋いでくれるものなのかもしれません。

本は人の魅力を輝かせる。感想も楽しみ方も、自由でいい。

選書家は本を選ぶ仕事ですが、川上さんの選書術には、人と人が繋がる仕掛けも隠されています。読書は自分ひとりの世界に浸るものと捉えられがちですが、共有する読書もまた、本の面白さだといいます。

「本って、物体としてはただ文字並んでいるだけのものですよね。本の情報を読み込むのは人しかいなくて、読む人、手に取る人がいるから想像や感動が生まれる。その感動こそがその人の魅力、本は人の魅力に光を当てて輝かせるんです」

確かに、同じ本を読んでも抱く想像や感動は人それぞれ。自分の感覚が魅力なのだとしたら、本の楽しみ方も十人十色であることが自然なのかもしれないと思いました。

「本を楽しむことと、人生は似ています。目的やルールに囚われると、道中を楽しめなくなります。近道をしたくなることもありますが、大切なのは今、何を選び、楽しむか。先ばかりを見るのではなく、目の前のひとつひとつの選択の一手を鋭く磨くことで、気づいたら求めている場所に立てているのだと思います」

選書家になる旅では、川上さんの仕事に触れ、”本”の枠組みを超えた気づきを得られるはずです。読書好きな人はもちろん、本が苦手という人も、ぜひ体験してみてください。

「本を読む」ことのとらえ方が変わり、きっとあなたの読書の可能性を広げてくれるはずです。

体験スケジュール及び内容

時間行程体験内容
20:30 開場
オリエンテーション・参加者自己紹介(参加理由など)
20:40仕事の説明・選書とはなにか?
・選書術の考え方について
21:00選書術の使い方・どこで、誰に、選書したいかを考えながら質問
・質問に合わせた選書術を紹介
21:50旅のまとめ・まとめ
・感想の共有
・質疑応答
22:00仕事旅行終了!
*当日の状況によりスケジュールは前後いたします。ご了承下さい。

開催概要

定員: 6名 (最少催行人数: 3名以上)

最少催行人数について

時間: 20:30〜22:00 1時間30分

締切: 催行日2日前締切

場所: オンライン開催

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体験者の声


女性 うめもと

読書に対する考え方が変わるホッとする時間でした。
選書に関する思いや疑問を一人一人丁寧に深掘りして答えて下さりました。 ・本は最後まで読まなくても良い ・内容だって全て覚えておかなくても良い ・今日は少ししか読めなかったではなく、少しの時間の読書をどう素敵な時間にするかの視点で読んでみる ・人に本をすすめる時は内容ではなく自分のエピソードをメインに伝える などなど他にも沢山ありますが、自身の本に対する凝り固まった考えを変えてくれる時間で、私にとってはとても救われた時間でした。

女性 Kunishige

楽しかったです。
選書のお仕事を学ぶ場だったのですが、本好きの会 みたいなとらえ方で参加してしまってすみません。 お話聞いていて楽しすぎて、もっとお話ししたかったです。 また、ワークショップにも参加したいです。 朗読がらみのイベントがあれば、ご紹介いただけると嬉しいです。 ありがとうございました。

女性 I

橋を架ける
「本と人との間に橋を架ける」印象に残った言葉です。 本との関わり方をわかりやすく教えてくださり、読み終えることだけが目的ではなく積読や1,2ページ読むことでも楽しめたり意味を持つのだなと嬉しくなりました。 このことは本に限らず、私が少しでも体験したことや好きなことと、人や何かとの間に橋を架けられたら素敵だと思いました。 まずはもっと本と遊んでみます。 ありがとうございました。

女性 Emi

意外な出会いがありました。
選書していただきたくて手を挙げたら選んでいただけて、それが縁のない数学のお話。絶対読めないと思いつつ、せかっくのご縁だからとAmazonでポチリ。 これがびっくり! わからないなりにも面白いんです。 一気には読めませんが少しずつ楽しんで読んでいます。 ありがとうございました。 オンラインも楽しかったので、また、長めのワークショップに参加したいです。

男性 ダイスケ

選書の奥深さと身近さを知ることができました
3時間程度のオンラインワークショップを体験しました。 ①選書とは何か?のレクチャー ②選書体験(選書するためのインタビューをする・受ける) ③全体のリフレクション・ダイアログ という流れでした。 場所に応じて選書をする、シチュエーションに応じて選書をするなど、様々な選書の種類を知ることで、選書の奥深さを知ることができました。 選書の体験ワークでは、本を知ることに加えて、その人や対象そのものに興味持つこと、好奇心を持って関わることの重要性を知ることができました。 ワーク後のダイアログでは、実際に選書をする際に心がけていること、選書を仕事にする上での心構えなどをお話頂き、選書に対しての解像度が高まりました。 何より、本が好きな方、本を通じた体験のすばらしさを知っている方との交流が心地よかったです。 本好きな方、本を読む体験を分かち合っていきたいと考えている方にフィットするプログラムだと思います。
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