日程固定旅行
12月9日(土)開催
募集終了まで残り 1

誰もがプロの○○屋さん!? 400年築いたチームワークで町ぐるみのものづくり
- 波佐見焼の生地職人になる旅 -

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旅で得られること

伝統の知恵に学び、枠を超えていくチカラ

学びのロードマップ

  1. 生地屋の仕事を通して”日常の器”としての波佐見焼の実力を知る
  2. 各分野のプロが連携する分業システム、チームワークの話を聞く
  3. 様々な課題に街ぐるみで取り組むものづくり産業の知恵を学ぶ

旅のホストと仕事ガイド

波佐見焼振興会

波佐見焼振興会(藤田伸一郎)

父の後を継ぎ生地屋として31年。伝統工芸に認定された「排泥鋳込み」職人。大学で焼物工芸を専門に学び、卒業後は中村学園の焼物クラブを指導、地元でも波佐見中高陶芸デザイン科の体験プログラムの指導や、桜陶祭イベント参加など、波佐見の活性化にも活躍しています。

波佐見焼振興会
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「波佐見焼」を知っていますか?もしかしたら、あなたが愛用しているお皿は、波佐見焼かもしれません。シンプルに飾らず、日常の食卓の風景に溶け込みながらつい手に取りたくなる使い勝手の良さ。

400年の伝統があるこの日用食器は、ワクワクする壮大な歴史や海外のクリエイターからも評価される新しい「実用の美」を秘めています。

江戸時代、波佐見には巨大登り窯がいくつもあって(中には世界最大のものも!)「安く、機能的に」と産地全体がフル回転で力を合わせ、大量生産。それ以降、高価だった磁器が庶民の身近なものになり素朴で手頃な「くらわんか茶碗」として愛用されました。波佐見焼は、江戸時代のベストセラー商品だったのです。

そのころから変わらない大きな特徴は、産地全体が分業制をとっていること。各工程に熟練した人々が連携して製品を作り上げているのです。

今回の旅では、波佐見焼の歴史と、産地のシステムを学んだ後に波佐見焼を支える縁の下の力持ち的存在、器の「生地」を作る鋳込み(いこみ)職人「生地屋さん」の仕事を体験します。

まるでプラモデルを組み立てるような生地屋さんの仕事に新鮮な驚きを感じつつも経験に裏打ちされた職人の技を目の当たりにしてみてください。
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窯元の下で波佐見焼を支える「生地屋さん」

長崎県で唯一「海がない町」、波佐見町。のどかな山里にレンガの煙突が建つ細い路地を荷台に「生地」を満載した軽トラがのんびり行く風景はおなじみです。

「生地」とは、陶石を砕いて練った坏土(はいど)や液状の泥漿(でいしょう)を器の形に成形したもの。

「生地屋さん」が作った生地は窯元に運ばれた後、そこで初めて火を入れられ、絵付けや釉薬を施されて完成品となります。

大きな窯元なら自社で生地を作るところもありますがほとんどの窯元は、生地屋さんなくしては器が作れません。とくに、同じ形の器を大量生産する波佐見焼には欠かせないお仕事なのです。

今回、仕事旅行でおじゃまするのは、藤田伸一郎さんの作業所。生地屋さんにも4つの分野があり「手ろくろ」「排泥鋳込み(はいでいいこみ)」「圧力鋳込み」「機械ろくろ」のうち、手ろくろとともに手仕事として伝統工芸に認定されている排泥鋳込み専門の職人さんです。

地味で単調な作業のように思えますが、とんでもない!「一人前の生地屋になるには5年、10年の経験が必要」と言われるほど。ストイックにものづくりの技術を極める職人の世界を体感してみてください。

プラモデル感覚で、まずは楽しんでみよう

藤田さんの作業所には焼成前の器の生地がずらり!焼くと縮むため、ちょっと大きめのサイズに作られた急須が並びます。

「排泥鋳込み」は、急須や花瓶などを作るのに用いられる技法。「型屋さん」が作ったパーツごとの石膏型に泥漿を流し込んで
固まったら、パーツを型から取りだして製品の形に組み立てていきます。

驚くことに、急須の茶こしの部分を専門に作る「茶こし屋さん」もいるそう。徹底した分業制が、波佐見焼を支えているのだと実感します。

こうした製造工程は、観光客にはなかなか体験できません。パーツを組み立てるうちに、急須が形になっていくのは感動です。

まるでプラモデルの組み立てのようで、楽しい作業ですが、それができるのは、熟練した職人の経験と技術があるからこそ。土の練り方や、タイミングの見きわめなどそこまでこだわっているのか!と驚くほどの藤田さんの話をぜひ聞いてみてください。

陶芸には、窯変など、炎が生み出す奇跡のような芸術もありますが「波佐見焼には偶然や奇跡はありません。すべて計算して作っています」と藤田さん。プロフェッショナルに徹した職人がいるからこそ、分業が成り立つ。チームとして役割を担う責任とやりがいを藤田さんのものづくりの姿勢から学ぶことができます。

未来への不安?生地屋さんが足らない!

波佐見焼に人間国宝はいません。それは、1人の名人の芸術作品より庶民の暮らしに寄り添った日常の器としての豊かさを目指してきたから。

必要のない装飾、シンプルに使いやすく。そののびのびとした佇まいに「実用の美」を見出した国内外のクリエーターとのコラボ・プロジェクトも少なくありません。

そうした外からの新しい視点や発想にもすぐ対応できるのは各分野のプロが連携する分業システムあってのこと。

「今はモノがたくさんある時代。その中から選んでもらうには、優れたデザイン性が必要。生地屋も、こう作りたいから生地をこう作って、といった要望に応えられる技術力がないと」と藤田さんは話します。

ところが、そんな波佐見焼にも立ちはだかるのは後継者問題。手仕事での鋳込みの技術を持つ生地屋さんは年々減っています。

波佐見焼が絶賛され、新しい可能性が開けていてもそれを底支えする生地屋さんがいない!という事態も起こりかねません。そうした、産地が抱える裏側の苦悩にも思いをはせてみてください。

旅のスケジュール及び体験内容

時間行程体験内容
11:00くらわん館 集合
オリエンテーション■参加者自己紹介
 ・お名前
 ・興味を持った理由/持ち帰りたいこと
■波佐見焼の特徴
 ・波佐見焼のできるまで、分業体制について
 ・生地屋と型屋、機械ロクロと鋳込みについて
(移動)
13:00生地屋の仕事に触れる■自己紹介
■作っているものと、工程の説明
■製作体験(仕事のお手伝い)
 ・鋳込み
 ・造作
15:00職人と語らう■仕事について
 ・この仕事に就いた経緯
 ・大切にしていること
 ・醍醐味、辛いこと
■転職して思うこと
体験のまとめ■振り返ってみての感想
 ・参加者の感想/質疑応答
 ・ホストから一言
■波佐見焼サポーター養成講座の説明
 ・興味を持ったらどうすれば良いか?
16:00仕事旅行終了
その他、体験の様子はこちらをご覧ください。




開催概要

定員: 6名

最少催行人数について

時間: 11:00〜16:00 5時間00分

締切: 催行日3日前締切

場所: くらわん館
長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2

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体験者の声


女性 こまこま

波佐見の魅力の源を知る
小林様、藤田様。この度はお世話になりました。ありがとうございます。参加者ひとりでマンツーマン対応のかなりぜいたくな仕事旅行でした。 ここ数年、進化がものすごい波佐見町について、まちづくりから人づくりまで貴重なお話を伺うことができ、大満足です。 私自身もういい歳なんですが、これからどうやって生きていくか、どんな仕事をしていくか、子どもの頃から興味のあったものづくりやデザインに関わる業界の一端をのぞくことができました。 鋳込みの体験は、実際に働くならこんな感じ、というイメージがつかみやすく、生地職人を目指す方にも全くの初心者にもおすすめの体験です。

女性 きくりん

波佐見でドキドキ生地屋さん体験
波佐見焼の分業制に興味を持ち、その中でも生地屋さんの仕事に興味があり、この仕事旅行で生地屋さん体験があるのを見つけ、私のための企画だ!と参加しました。 当日は少し緊張して待ち合わせ場所に行きましたが、ホストの小林さんの波佐見に関するいろんなお話を聞いているうちにすっかり旅行気分でリラックス。 そしていよいよお仕事体験。指導してくれた藤田さんもとても気さくで、柔らかくて扱いが難しい生地に悪戦苦闘しながらもとても楽しく作業できました。藤田さんはわずかな時間も惜しんで動き回っていて、忙しく働く職人さんの普段の姿を少し見れた気がしました。 観光客向けの焼き物体験とは一味違い、実際にお仕事をされている場所で、直接職人さんから教えていただけたことは、とても有意義な時間となりました。 ますます波佐見が好きになったので、近いうちに再訪し、いろんな波佐見を見てみたいと思います。

男性 肥後もっこす

波佐見焼 生地屋さん体験 ~まちぐるみで、ものづくり~
今回、仕事旅行に参加させていただき波佐見町、波佐見焼の歴史や魅力、また 生地職人のやりがいや大変さなど多くのことを学ばせていただきました。 イメージしていたものをはるかに超える生地作りの難しさを体験して、まさに職人技。一筋縄ではいかないなと実感しました。 生地職人の藤田さんはじめ波佐見焼に関わる方々のものづくりに対する思いを聞くことができ、波佐見焼にはさらなる可能性があると感じました。 また、波佐見焼が豊かにするのは生活だけでなく、人をも豊かにするものなんだなと感じ、波佐見焼をつくる職人になりたいと強く思うようになりました。 近い将来、再び波佐見町を訪れるここといたします。

女性 ナツキ

波佐見焼 生地屋さん体験
初めて仕事旅行に参加しました。 焼き物というと、ろくろや絵付けの体験が多い中、生地屋さんでの急須の鋳込み、組み立ての体験はとても新鮮でした。難しく感じる部分もありましたが、高い技術が必要なお仕事だということが分かり、楽しかったです! 藤田さんをはじめ、アテンドしてくださった波佐見町の様々な方から、波佐見町と波佐見焼きの特徴、変化、今後のあり方について熱く深いお話を伺い貴重な体験となりました。 親切にご案内いただきありがとうございました。 波佐見町には波佐見焼の様々なショップ、登窯跡など見所がたくさんありますので、今後参加される方には泊まりで行くことをおすすめします。

女性 カナコ

長崎 波佐見焼き生地やさん体験
初めて仕事旅行させていただきました。 アテンドしてくださった小林さんも、ご指導いただいた藤田さんも、 とても親切で質問にも丁寧におこたえいただけ とても貴重な体験ができました。 行ってよかったです! 生地やさんの体験はなかなかないので、 興味のあるかたはおすすめです! 波佐見町にはお洒落な波佐見焼きshopや、 カフェも沢山あり1日では時間が足りませんでした。 次回はゆっくり泊まりでいきたいです。
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詳しくは下記のURLをご参照ください。
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旅費には当日の食費・交通費等の費用は含まれておりません。

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