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伝統技術ディレクター。職人技をデザインと現代社会につなぐ仕事
- 伝統技術ディレクターになる旅 -

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興味がある

こんな人にピッタリ!

自分で仕事を作りたい。
伝統技術に関心があり、盛り上げたい。
クリエイティブな仕事に触れてみたい。

旅のホストと仕事ガイド

ubushina

漆、金箔、鋳物、陶磁器、和紙、布、木工など、伝統的な技術を中心に、デザインと空間に結びつけています。さまざまな案件に対して、品質・コスト・納期・素材の性質・施工方法など、多角的なマネージメントのもと、家具・照明器具・アートオブジェ等をオーダーメイドで製作しています。
ubushina
漆、金箔、鋳物、陶磁器、和紙、布、木工など。日本には世界に誇ることの出来る伝統技術が溢れていますが、時代の変遷とともに、その需要は減少の一途を辿っています。そのような状況の中で、ものづくりの世界に新しい風を吹かせているのが伝統技術ディレクターです。

訪問先は東京・広尾に事務所を構える「ubushina」お店で販売される既製品ではなく「技術を売る」というコンセプトの元伝統的な素材や技術を生かしながら、家具・照明器具・アートオブジェ等の特注製作に携わり、伝統技術とデザインを結び付ける取組みをされています。

この旅ではubushinaの代表を務める立川裕大さんやスタッフの方々からお話を伺い、伝統技術ディレクターの仕事を学びながら、仕事の魅力に触れていただきます。
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伝統の技術を売る

既製品ではなく「技術を売る」というコンセプトのもと伝統の技術と最新のデザインを結び付ける取組みにおいて伝統技術ディレクターであるubushinaの役割は、職人とデザイナーとの間に立ちそれぞれの意思や要望を咀嚼し翻訳することにあります。

職人とデザイナーとでは時間やコスト感覚、言語や常識などが異なり直接会話をしても、求めている表現方法やプロジェクトの納期など、細かく設定された条件を満たした作品を作ることは困難なため、両者の立場を理解したubushinaが間に入り、プロジェクト全体のクオリティを高めながらスムーズに完成に導いていきます。

ubushinaを介したものづくりは、職人にとって、在庫を持たない状況で「従来には無かった新たなものづくりに挑戦できる」といった魅力があると共にデザイナーや建築家にとっても「創造性や制作意欲が刺激される」という魅力があり、双方にとってメリットがある取組みとなっています。

また、ubushinaのオフィスを訪れた、多くの建築家やデザイナーは、伝統技術を生かした素材サンプルを見ながら、職人がこれだけのことができる。という事実を知り驚くそうです。情報技術が発達した現在でも、情報を発信したい人(職人)と情報を欲している人(デザイナー)の間にはまだまだ壁があるようで、その壁に風穴を開けて、両者を紹介するだけでなく、職人の技術とデザインを融合し、現在に通じる新しい価値を宿したプロダクトを創造するのがubushinaの仕事になります。

ubushinaを始めるまで

ubushinaの代表を務める立川さんは大学卒業後、輸入家具メーカーへ入社。輸入家具の販売・開発に携わり、イタリアへの訪問を繰り返す中で出会ったイタリアのデザイナー達を通してデザインという行為は、表面的な美しさや機能性だけを求めるのでは無く社会的なことを見据えながら、生活の中での「必要性」を見つけ出し、その「解決の手段」を導き出すことにこそ意味をなす。ということに気付かされます。

また、日本人の自分がイタリア家具の仕事をする際、現地のイタリア人から「日本には素晴らしい技術が溢れているのだから、日本の仕事をすれば良いのに」と指摘されたことも、自分の仕事を見直すきっかけとなりました。

その中で、日本の伝統技術と向き合い、職人やデザイナーと協力をしながら伝統を維持・保存するだけでなく、新たな伝統を作ることに社会的な価値を見出し、ubushinaという取組を始めました。

ubushina「産品(うぶしな)」という言葉は「産土(うぶすな)」という古語の同義語でその人が産まれた場所。というアイデンティティを象徴する意味を持っています。その地域でしかできないこと。その職人でなければできないこと。そんな想いを大切にしながら、ものづくりを行っています。

伝統技術ディレクターに触れる時間

ubushinaが携わる全ての仕事は、大量生産品ではなくオートクチュールのため、一つ一つの仕事に対して、その特性を把握した上で職人を選定し、職人と二人三脚でプロジェクトを完成へと導いていきます。プロジェクトを一本の「木」として例えるならば、地表で目に見える「果物や花」に関心が集まりがちです。しかし、その出来不出来は、目には触れることのない「根っこ」の部分や、周辺環境である「大気」や「土」が大切です。と立川さんは話します。

この旅では、ubushinaのオフィスに訪れ、立川さんから、CLASKA、パレスホテル東京、ザ・ペニンシュラ東京、東京スカイツリーなど。過去に携わられた仕事のご紹介をいただき、多角的な要素を踏まえたこれからの伝統技術のビジョンに触れていきます。

その後、スタッフの方から、それぞれの伝統技術についてレクチャーをいただき、仕事への理解を深めていただきます。伝統技術に携わる仕事に興味のある方はもちろん、ビジネスを新たに立ち上げる方や、商品開発をされている方にとっても新たなヒントを得られる時間になるに違いありません。

体験スケジュールおよび内容

時間行程体験内容
15:00 ubushina 集合
オリエンテーション・自己紹介(興味を持った理由や、持ち帰りたいこと)
・体験のスケジュール説明
仕事の説明・ubushina(株式会社 t.c.k.w)について
 -ubushinaを始めたきっかけや思い
 -伝統技術/先端技術/複数の技術を用いたものづくり
・伝統技術ディレクターの仕事の流れ
 -実際の図面や打合せ資料の見学
・立川さんの働き方や大切にしている事
 -仕事の醍醐味やこだわり
 -質疑応答
17:00素材の勉強・日本各地の素材や加工技術について
 -納入事例やサンプルの見学
 -漆・金属・竹・箔・木工・織物・アクリル・陶磁器…など
旅のまとめ・感想(想像と違った点、今後活かせそうなことなど)
・質疑応答
18:00仕事旅行終了!
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体験者の声


男性 I.K

ジャパン・オリジナル
工業デザインに長く携わってきた私にとって、日本独自の伝統工芸を日本の職人が形にするという事に改めて新鮮さを感じました。 世界から注目される日本独自の高度な技術を持ちながら、限られた市場や後継者不足等の課題を抱えている中、高付加価値やブランド戦略を念頭においてグローバル化を目指しているubushinaの活動には大変興味を持ちました。 私が携わって来た業界の多くは自社の生き残りをかけて市場のグローバル化を推進していますが、併せて社員や生産拠点等も海外比率が高まり、製品のデザインやスペックも各社の特徴が薄らぎ、社名以外の日本の独自性さえも薄まって行く懸念を感じていました。 モノ作りが好きで大工の経験もある私としては、立川さんの仕事に対する概念や姿勢を拝見させて頂いた事で、何かの形でジャパン・オリジナルを広く普及するような事に携わって行きたいと思いました。

女性 オレンジ

日本の中でそして社会に対しての姿勢
立川さん、鈴木さんの人柄が大変印象的でした。コンセプトのじっくり育てる。日本人の気質として私達も受け継いでいる筈ですが その感覚さえも分からなくなっている今日この頃で、だからこそ忘れていたものを呼び覚まして頂いてズッシリと残りました。収穫はこの旅で自分でも何か出来るに違いない!と思えた事です。3時間ちょいの旅は感情を揺さぶられるのに十二分でした。お二人の貴重な時間、そしてお二人に会わせて頂いた仕事旅行社さんに心より御礼申し上げます。

男性 K.Nさん

貴重な経験をさせていただきました。
t.c.k.wの立川さんより伝統工芸ディレクターのお仕事についてのお話だけでなく、気さくにいろいろな質問に答えていただきました。また鋳物やばねを製造している工場では実際に製造しているところや体験談などを伺うことができ貴重な経験をさせていただきました。 本当にありがとうございました。

女性 T.Aさん

貴重な1日になりました。
ubushinaで取り扱われている素材を手にとって見て、工房にて過程と職人の皆様の話を伺い、最後に事例を見る。その一連の流れを体験出来たことが良かったです。 全てを見ることで、自分がどういった観点で関わりたいかを気付くことが出来ました。 日本の伝統工芸品、職人の技術を直接目で見て、純粋に日本の伝統文化の美しさに感動しました。そして立川様の話をお伺いして、仕事への向き合い方に、今後の仕事をどうするか自分に問う事が出来た貴重な1日になりました。ありがとうございました。

男性 Y.Yさん

働くとは何かを真剣に考えるきっかけとすることが大きかった。
働くとは何かを真剣に考えるきっかけとすることが大きかった。 視察にいかせていただいた職場の方々は皆さん生き生きとしており、 目標をもって働くのと働かないのでは、表情にまで差が出るのだと思い知った。
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はたらく私のコンパス《170種類の職業体験》 

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