2019年08月09日更新

【仕事旅行してみてどうなった?】『焼き芋屋になる旅』で夢を叶えた『銀六いも』さんに聞く

仕事旅行に参加したあと、大きな一歩を踏み出した人にお話を聞く「仕事旅行してみてどうなった?」企画。第1弾は『焼き芋屋になる旅』に参加し、自らやきいも屋をオープンした『銀六いも』さんです。仕事旅行参加の経緯や、夢を実現するまでのステップについてお話を伺いました。

「子育てはひと段落。やりたいことにチャレンジしたい!」やきいも屋になろうと決めて仕事旅行へ

ー銀六いもさんは、なぜやきいも屋を始めようと思ったのですか?

私は20代前半で出産し、子育てを優先した働き方をしてきました。子どもが高校生になった頃から、自分がやりたかったことに挑戦したいなと思うようになって。最初は憧れの一つだったカフェを開きたいなと考えました。でも資金面で不安があったので、もっとコンパクトにできそうなことを考えたときに、やきいも屋がいいと思ったんです。

やきいも屋なら少ない資金で始められるし、何より私が大のやきいも好き。昔ながらの石焼きいもからデパートの高級やきいもまでいろいろと食べ歩く中で、「つぼやきいも」という種類のやきいもがあることを知りました。実際に食べに行ってみると、ものすごくおいしくて…! その日からつぼやきいも屋のオープンを目指して情報収集をはじめました。

ー仕事旅行に参加したきっかけは何だったのでしょうか?

子育て中から仕事旅行のサイトはよく訪れていました。どの旅も個性的で、見ているだけも楽しかったんです。参加を決めたのは、やきいも屋の実践の場を見たかったから。事前に質問をリストアップし、「聞きたいことは全部聞こう!」という意気込みで参加しました。



座学&実践で学んだやきいものイロハ。積極的な質問で一気に知識を習得

ー『焼き芋屋になる旅』ではどのような体験をしましたか?

1日目は品種による味の違いや、糖度を上げる方法などを座学で学びました。私はお店のブランディングにもこだわりたかったので、ホストのチョウハシさんから包装紙や箱を自分でデザインした話も聞けて、参考になりました。

2日目は大磯の朝市の出店に参加しました。行くとすでにホストのチョウハシさんが芋を焼き始めていて。その様子を見ながら、実際に芋を入れさせてもらったり、手で触ったりして焼き加減を学びました。

ー参加の際、どんなことを心がけていましたか?

仕事旅行で学べることは全て吸収したいと思っていたので、あらかじめ準備していた質問に加えて「焼き上がりはどうやって判断するんですか?」「どんな時が大変ですか?」と、その場で気になったことはどんどん質問しました。旅のプログラムがきっちり固まっているわけではなかったので、こちらから積極的に質問して良かったと思います。

印象に残っているのは、「やきいも屋、簡単にやれちゃいますよ」というチョウハシさんの言葉。それを聞いて「それなら本当にやってみよう!」という気持ちになれましたね。



「やきいもパーティー」で試食を繰り返し、3ヶ月後に『銀六いも』をオープン!

ー仕事旅行の参加後は、どのようなアクションをしたのでしょうか?

まずはオープンする場所を決めました。私の地元の戸越銀座商店街には食べ歩きの文化があるので、ここでやきいも片手に町歩きを楽しんでもらえたらいいな、と思っていて。その商店街にちょうど良いスペースがあったので、ここでオープンすることにしました。

次は壺の購入です。チョウハシさんが教えてくれた会社や窯元に問い合わせて、実際に壺を見にいき、思い切って購入しました。素焼きの植木鉢のような色と、ざらっとした質感が気に入ったんです。

そして買った壺を使い、美味しく焼けるようになるまで、毎週土日は焼いて食べての繰り返し。オープンまでの3ヶ月間はやきいもパーティーを開き、友達をたくさん呼んで試食をしてもらっていました。最初は「やきいも屋なんて絶対やめた方がいい(笑)」と言っていた友達も、食べてみると「美味しい!これいけるよ!」と言ってくれて。それが自信になりました。

オープンまでは不安だったので、チョウハシさん以外のやきいも屋さんにもコンタクトをとってアドバイスを頂いたりしながら、自分のスタイルを見つけていきました。

ー来たる2019年2月に銀六いもをオープンしました。手応えはいかがでしたか?

壺を見て「なにこれ?面白い!」という感じで通りすがりの方が寄ってきてくださるんです。食べると、「すごくしっとりしてる。甘〜い!」と喜んでくれて。毎週来てくださる方もいます。嬉しかったのは、地元のおばちゃんたちがここで買ったやきいもを食べながら、近くのベンチで井戸端会議をしていたこと。「商店街の憩いの場に焼き芋があったら絵になるなぁ」と想像していたので、それが実現できたんだと、温かい気持ちになりました。この風景は未来に残していきたいですね。



仕事旅行で学ぶコツは、目的を持って参加すること

ーオープンしてから困難にぶつかったことはありますか?

つぼやきいもは焼き上がるまで時間がかかる上に、一度ににたくさん焼くことができません。苦労したのは、ピークの時間帯に焼き上がりを合わせること。例えば3時のおやつの時間に焼き上がっていなくてお客様をお待たせしてしまったり、逆に人通りの少なくなった時間帯に多く焼けてしまったり。今は上手く調節できるようになり、おかげさまで夕方には完売する日も多いんですよ。

『銀六いも』のオープンは土日だけなのですが、私が別の仕事もしているため、オープン当初は急に忙しくなりすぎてしまいました。それをそばで見ていた高校生の息子が手伝ってくれたんです。最初は火起こしや芋洗いなどの開店準備を。今では焼きあげるところまで任せられるようになりました。とても助かっています。

今後は店舗を増やすことも考えています。銀六いもを一緒につくっていってくれる人をこれから育てていきたいですね。

ー最後に、仕事旅行の参加を検討している方へ、メッセージをお願いします。

目的を持って参加すると、多くの学びを得られると思います。私の場合は「やきいも屋がやりたい」という明確な目的があったので、当日は積極的にホストと関わっていけました。ただ何となく参加するよりも、充実した時間を過ごせたと思います。

仕事旅行のサイトは見ているだけでも楽しいですが、やはり実際にやるのとは全然違います。単に知識を得られるだけでなく、「やりたいことをやってみよう!」という前向きな気持ちになれるのも、仕事旅行のいいところですね。

■銀六いも

2019年2月に戸越銀座商店街でオープンした「つぼやきいも」専門のやきいも屋。壷焼きならではのしっとり甘いお芋が大人気。シーズンは11月下旬〜4月まで。Facebook

(取材・文:一本麻衣)
仕事旅行ニュウス: 2019年08月09日更新

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